忘備録その5:部品を制作してみる(ブルードラゴン)
さて、なんとか本格的な羊毛人形が出来上がったことで、羊毛フェルト人形を作る際の一通りのプロセスが分かりました。
<プロセス>
骨組み→羊毛・綿・毛糸等で肉付け→針でちくちく成形→植毛
上記プロセスを頭にいれた今回は、付属部品(爪、羽、足)を作らないといけない「ドラゴン(ワイバーン型)」に挑戦してみました。ワイバーン型というのは羽部分が手になっている鳥型ドラゴンのことのようです。
白狐はほとんど羊毛・毛糸・綿で作ったので、今度は違う素材も試したくなり、樹脂粘土を買います。少量しか使わないので100均で売っているものをチョイス。
樹脂粘土は非常に扱いやすく、細かな部品を制作するのにぴったりです。100均で売っているものも扱いやすかったです。最初は少し手についてしまうので、ある程度まとまりよく固さが出てくるまでこねこねします。のんびりしてたら乾燥してくるので、サッと形を作るほうがよいです。樹脂粘土では「爪」を作ってみます☆
もう1つ実験してみたことは「水フェルト」。前回までは専用針を使って羊毛をフェルト化させていく方法をとってましたが、水フェルトは「お湯+石鹸水や洗剤水+こする」ことでフェルト化させる方法です。
ある程度の大きさができることと、羊毛をシート状に出来るので羽などにぴったりです。
・・・が、なかなかうまくいかなかったので、水フェルトの参考文献や他の方のサイトも結構見させて頂きました。このときの失敗の原因はたぶんお湯の温度がぬる過ぎたことみたいです。
写真を撮り忘れたのでこのとき↑の工程の写真がありません(><)
水フェルト用のパッドもシートもなにもないので、大きめのフライパンとサランラップで代用しました。ごしごし擦らないといけませんが、崩れそうでおそるおそる擦ってたせいなのか思いのほかふわふわ系のシートに・・・Orz アイロンでボリュームを抑えて「羽」に使用。
羽の形が分からなかったので、コウモリを画像検索し、コウモリの羽を参考にしました。骨組みを作り、水フェルトで作った羊毛シートを貼付ける。針で刺せばいいのか、ボンドで付ければいいのか迷ったあげくに、強引にボンドで接着。樹脂粘土で作った爪も接着!
さて、まずは本体を作ってみます。白の綿でベースを作り、青の羊毛をのせる。
あ!もう1つやってみたことは「ワイヤーで鳥足を制作」です。ワイヤーをねじると結構しっかりとするので、ねじって作ることに決定。しかし、そこからどうすればいいのか分からなかったので、とりあえず使いたい大きさの絵を描き、その絵の大きさになるようにワイヤーを動かします。前に3本、後ろに1本の指が付いてる足になれ〜(><)と思いながら作業。
なんとか完成!
足にも肉付けしていきます☆
趣味で関節部分にぴよっと毛を生やして、本体ほぼ完成!
ここに、別で作っておいた羽を接合。タテガミをつけてなびかせ、下から風を受けて飛ぼうとしている場面をイメージ。
完成です☆
ふー。なんとかできましたが、しっかり固めて綺麗なものを作るにはまだまだ練習が必要です(^^)試行錯誤が楽しくて、あえてちゃんとした本などを読まずにここまできました。
・・・が、そろそろ色んな疑問で頭がいっぱいです。参考になる入門本を何冊か買うことにします!!ヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイ 上手になりたい、上手になりたい♬